TRUST MOTOR CYCLE　SR500 COMPLETE　

こんにちはTRUST MOTORCYCLEです！

本日は新作車両YAMAHA・SR500コンプリート「オールドスクールチョッパー」

についてご紹介いたします。

製作ビルダー【TRUST MC・MASAKI】

車両オーナー【SNSメディア・FUMA】

オーナーのFUMAですが、現在SNSにて世界中のイケてるSRを紹介する【Swag Rides】を運営中

SR好きは是非チェックを！！

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車両紹介【カスタム】

 

ベースは純正のYAMAHA・SR500・1994年モデルを使用。

今回製作した、こちらのコンプリート車両ですが、オーナーまた当店製作ビルダー共に

一切妥協無しで製作し、とても拘りの詰まった1台となっております。

今回の車両のテーマは『全方向格好良い。』がテーマとなっております！

フレーム製作・加工

 

ボルトオンタイプのリジットフレームをさらに加工し

綺麗な直線的ラインではなく、あえて角度を持たせて加工しております。

角度を持たせる事によってフレームとシートのバランスも良くなり座り心地も安定します。

タンク製作

タンクは汎用のエッグタンクを加工し、ガロンタンク風に仕上げております。

画像では上手く見えていないですが、TOPにはガスキャップが２つ付いており

左側はダミーで右側がメインガスキャップとなっております。

タンクのマウント位置もインナーマウントになっており、程よいバランス具合に仕上げております！

今回の塗装は毎回お世話になっている、

AOZORA WORKSさんに仕上げて頂きました、普段はエイジング塗装などがメインだそうですが

今回のように淡い色味の塗装も得意のようです！

淡い色味と言えば、昔のクラシックカーなどは良く淡い色味の車両が多かったですが

近年ではあまり多く見かけないですし、ビビットなカラーが近年の流行なのでしょうか？

しかしながら上品な感じがあり非常に良い仕上がりで感激です！

ハンドル周り

ハンドルはプルバックバーをセンターで切断しライザーで固定

そして中央にはメーターを装着、従来の使用方法では無い方法で固定しインパクトも抜群です！

またスロットルはインナースロットル化し、左ハンドル側に見えているプッシュボタン

こちらがウィンカーとなっております。

既製品で埋め込み式のプレートも各メーカーから出ておりますが、こちらもバランス・デザイン重視でワンオフ製作しております！

フォーク＆足回り

フロントフォークは10cmロングのインナーチューブを使用し

トリプルツリーは2％erさんの非売品ナロートリプルを有難いことに

譲って頂けましたので、こちらを使用！正面から見るとかなり細くかなりカッコ良いです！

またリム・タイヤは

F【フロント】リムは21inのミニドラムASSYを使用し

タイヤはAVON製のSREEDMASTER MKⅡ3.00-21を装着

R【リア】リムは18inのHリムに純正ドラムブレーキを使用し

タイヤはCOKER TIRE製のダイアモンド4.50-18を装着しております。

一般的にはこの手のチョッパースタイルでは、F【フロント】は21in　R【リア】は16inを

入れることが多いですが、21in・18inの組み合わせもバランスが良くお勧めです！

エンジン・吸気系

エンジンは腰上をOH【オーバーホール】し、弱い箇所も見ながら組み上げております。

また今回全面ポリッシュ加工を行い、程よい光り方で、左右から見ても非常に美しいです！

さらに画像では分かりにくいですが、エンジンも直立しており

真横から車体を見たときにより形が綺麗に見えています！

そしてキャブレター

キャブレターはKEIHIN製のCRキャブレターにショートファンネルを装着。

こちらもエンジン同様ポリッシュ仕上げしております！

今回エンジン・キャブなどの研磨は愛知県の浅利研磨様にお願いをいたしました！

圧倒的な技術力で細かい部分までしっかりと研磨されており、仕上がりも非常に良かったです！

オリジナルシート

続いて今回１番の見所でもあるシートです！！

多数ギミックを兼ね備え、拘り抜いたシートとなっております。

まず、土台から製作しシート部分の形成を行い、形を形成。

またオーナーと入念に打ち合わせをし、デザインやステッチの入り方、切り返し部分など決めました。

表皮の革は本革を使用。こちらは革工房TAKUさんにお願いをし仕上げて頂きました！

やはり本革は普段の合皮に比べると質感や重厚感が違います。

ステッチの入り方や縫い目の跡などやはり拘りのある職人さんの仕事は一味違います！

またシート下には３点のスプリングが装着しており、R【リア】フェンダーにはボールジョイントを装着、加重が掛かるとスライドしながら沈むと言う、今までに無い新しいギミックを搭載しております！

こちらの車両は見ての通りフレームがリジットですので、走行時、段差などでお尻や腰にくる衝撃を

こちらの可動ギミックとスプリングでかなり軽減してくれます！

座り心地もかなり良いです！

マフラー

マフラーは通常より太めに製作しており

サイレンサー部分はトランペットマフラーを使用しております！

跨った際に足が当たる部分があるので、マフラーの形状に合わせてヒートガードを製作し装着しております。

また画像にも見えている、パンチング加工を施したトルクロッド、こちらもワンオフ製作しております！

電装BOX＆その他

今回の電装BOXは一手間加ております！

形は当店でも定番になりつつある形状に側部分はアルミで製作したリブカバーを合わせて装着しております！このアルミの質感が高級感を演出してくれます！

TOP部分はマグネット式で開閉するようになっており、こちらから配線類を全て管理できるので

整備製も完璧です！

さらに車体左側【フレーム】部分にマウントしてるこちらにBOX

実はサブタンクになっております！

こちらはサブタンク下に付いている、ボルトを回す事で簡単に脱着する事が可能！

サブタンクは、このようなカスタム車両をお乗りでタンク容量の少ない方には、必要不可欠なアイテムではないでしょうか？

やはりあるのとないとでは、ツーリング時の安心感が違います！

続いてこちらはナンバーステーとチェーンガードです！

ナンバーはサイドナンバー化でチェーンガードもシンプルなデザインで製作しております！

シーシーバーも、もちろんワンオフ製作の物を使用！

やり過ぎない程よい長さで仕上げております！

その他、要所要所で加工箇所はありますが大まかにカスタム箇所の内容は以上となります！

JOINTS 2023

さて話は変わりますが先日4月３０日にポートメッセ名古屋にて開催されました

JOINTS【ジョインツ】2023に今回当店も出展をさせて頂きました。

また只今ご紹介中のSR500コンプリートもジョインツが初の一般公開となりました。

我々は2年ぶりの出展でしたが、今まで以上に出店者様数も増え大盛況でしたね♪

またご来場頂き、お声がけ頂いたお客様方ありがとうございました！

出展された業者の皆様も本当にお疲れ様でした！

ハーレーを始め様々な業者様の車両を拝見出来き、また良い刺激をもらいました！

THOY CYCLE PIKC賞　受賞

そんな中、今回出展したこちらのSR500コンプリートですが、有難い事に

台湾からのスペシャルゲスト【THOY CYCLE】様よりPIKC賞を頂く事が出来ました。

同じSRを扱う者として、とても光栄です！ありがとうございました！

次回は今年の8月20日に神戸国際展示場にて開催予定

ニューオーダーチョッパーショーにもこちらの車両と

現在製作中の新作SR400チョッパーの２台を出展させて頂きますので

是非皆様、真夏の神戸でお会いしましょう！！

まとめ

以上今回はTRUST MOTOR CYCLE【トラストモーターサイクル】

ビルダーMASAKIの手掛けるSR500コンプリート「オールドスクールチョッパー」のご紹介でした。

今回ご紹介させて頂いた車両は、細部まで拘り抜いた、完全オリジナルな車両に仕上がったかと思います！

カスタムでお悩みの方や、車両をお探しの方など

お悩み相談からでも大丈夫ですので、是非一度お問い合わせ下さいませ！

皆様からのご連絡をお待ちしております。